続いて、造作工事です。
家づくりで一番大切だと私が感じているのは、
最終的に見えなくなるところです。
見える場所は後で交換(リフォーム)出来ます。
住宅展示場にもよく見かけますが、キッチンだの浴室だの太陽光発電だの目に見えるものの説明がほとんどです。(これも仕方ないのですが・・・)
基礎・構造・断熱などの最終的に見えなくなる部分が家づくりでは最も重要なのです。
今回は、構造(土台・柱・梁桁材は前回ご紹介しましたのでそれ以外のところ)と断熱とをご紹介いたします。
まず、外部の壁にはダイライトを使用します。ダイライトは耐力面材で受け止め、分散してくれます。
その上燃えにくい無機質材で作られているので、耐火性にもすぐれ、腐りにくく白蟻にも強い材料です。
また家の内部の壁には、ボード下地に杉板を貼ります。
杉板は耐力壁の壁倍率計算には含められませんが、これを打ちつけるだけで家の強度がかなり増します。
(最近はほとんどボード直貼りです。)
最後に断熱を紹介いたします。
断熱材にはスタイロフォーム50mmを採用しました。
取合い部分には、断熱テープ及びウレタンホームで吹き付け、隙間をなくす作業を行います。

(予算があれば全面にウレタン吹付けがベストです。)
手間をかけてやることで、断熱性能はかなり違います。
by take